F2
ガチサバゲー
2015年掲載
この日、CAT11から、参戦したのは、清水ゴル子
そして、アキバの三名。
対戦相手にガチサバゲーの出撃地点を説明するコミネ。
『対戦相手』
第一戦 チーム・ガチH
新人ゲーマーで構成されている。
第二戦チーム・オレンジ
ベテランと新人で構成。リアルカウントの弾倉で勝負する。
CAT11は、1/27発売の月刊ガンマガジンで、栃木県F2に出撃。
そこで、昼休み、恒例のガチサバゲーを二戦。
大型インドアフィールドで、『超隙間狙撃戦』を味わった。
その弾道を学ぶと、このフィールドの楽しさと極意が分かります。
チー。
第一戦 チーム・ガチH
新人ゲーマーで構成されている。
右翼に展開する清水ゴル子。
スカーHで、敵を探す。
しかし、開始、1分30秒、距離20mで、右翼担当の、清水ゴル子が、やられる。
左翼に展開するアキバ。
その、五秒後、CAT11左翼担当のアキバが、距離25mで、ガチH2に射殺される。
敵の出方を待ち、待ち伏せしようとするが…。
一人残ったチーは、約二分間、孤軍奮闘するが、3分21秒。
両翼から、挟撃されて、戦死。
右側は距離20m、左が、距離30mの狙撃。
見事。
しかし、彼らは、初めて4-5回のビギナーなのだ。
試合開始前に、お互い礼!!
ガチサバゲーは礼に始まり、礼とお互いに敢闘を称え合う事で終わります。
『開戦!!』
ガチH1からの視界。
見事に、複数の遮蔽物を挟んで、隙間を縫う狙撃。
ガチH2からの、アキバへの視界。
見事な長距離、隙間狙撃だ。
孤独な戦いを開始する、チー。
ガチH3からの視界。
距離20mから、チーを仕留める。
敢闘を称え合う両チーム。
『第二戦』
第二戦チーム・オレンジ
ベテランと新人で構成。リアルカウントの弾倉で勝負する。
お互いに礼!!
激戦が始まる。
オレンジ3の援護下、前進するオレンジ2。
その高度な動きに、CAT11は、秒殺を待つばかりだった。
3分01秒。
先行していたオレンジ1が、左膝を撃たれる。
右側の遮蔽物の下の隙間からの狙撃。
清水ゴル子「瓦棚の上下の間から接近して来るのが分かりました。最初は、普通に撃ち合ってました。
でも、次の写真で取っている低姿勢で、下から見ると、敵の靴が見えたので、そこを狙って撃ちました」
コミネ「正にF2サバゲーだなー」
チーム、オレンジの反撃。
3分15秒。
オレンジ3が、距離25mで、アキバを射殺。
アキバ「どの隙間から撃たれるのか分からないので、ざこが、バリケードになるか分からない感じでゲームしているうちに、撃たれました」
30秒後の3分45秒。
前進したオレンジ3は、距離10mで、チーを射殺。
そこから、二分間の二人の凄まじい激闘が開始される。
使い終えたリアルカウントの弾倉が、その激闘を物語る。
リアルカウントの30連弾倉を使用するチーム・オレンジ3。
既に60発、発射。
CAT11を追い詰める。
少し、姿勢を高くして、遮蔽物越しに狙撃開始。
巧さが光る経歴10年のベテラン戦士。
撃ったのは、清水ゴル子。
距離20mの狙撃。
F2名物、床足下狙撃。
オレンジ3からの視界。
見事な狙撃。
アキバ「このフィールドに戦いなれていないと圧倒的に不利な場所だと感じました」
コミネ「この3は巧いよな?」
アキバ「場所を把握しているので、狙撃ポイントに付くのが早く、ガンガンと攻撃されました。強い方です」
コミネ「彼は、CAT11は強いと言ってくれたよ」
アキバ「それは嬉しいです」
コミネ「それで、一戦目に新人に簡単に負けたと言ったら、驚いていたよ。それが、このフィールドの魅力」
アキバ「新人でもベテランに勝てる」
コミネ「そう」
チーからの視界。
見事な隙間狙撃。
場所を知り抜いているオレンジ3の職人的狙撃だ。
チー「瓦、製作機会が沢山あって、自分の弾が何処まで飛んでいるのか分からず、あちこち見ているうちに撃たれました」
オレンジ3は、オレンジ2に前進を促す。
残りは、清水ゴル子、一人。
全滅の時が近づいていた。
前進したオレンジ2は、チーが射殺された二分後、五分41秒、清水ゴル子に射殺される。
清水「この場所は色んな角度から見ると、様々な隙間があったので、敵が見える隙間を探しました」
コミネ「極意だな」
清水「はい。
そうしたら、この方の靴が見えていたので、撃ちました」
距離15mで、工作機械越しの僅かな隙間空間に針孔に糸を通す様な狙撃で、ゴル子はオレンジ2を射殺する。
清水「隠れる時は足元に注意した方がいいです。ここは」
7分50秒。
距離20mで、両者は撃ち合うが、相撃ち。
引き分けとなる。
清水「この方は敵を発見してから撃つのが早い。
なので、物音立てずに、あまり動かず、敵が接近して確実に当たる所まで引き寄せました」
清水からの視界。
二戦目は引き分けとなる。
コミネ「でも、相撃ちじゃん?」
清水「残りは私一人で、ドキドキして、早く終わらせたかったので飛び出しちゃいました」
コミネ「イケメンだったから、早く、会いたかったんだな(笑)」
清水「コミネさんならば、待てました(笑)」
お互いの激闘を称える両チーム。
F2では、CAT11は、一敗一分けだった。
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