ビーム新フィールド
ガチサバゲー
2014年掲載
タンクがゴロゴロしている、大型遮蔽物が散在する場所であります。
『第一戦 対グンマー国』
最右翼、奥に陣取る清水。
様子を見る。
最左翼担当のリナ
「あっ、あそこいるよ」と一報。
いいんだけどさー、こののんびりした行動が、チームの敗北を呼ぶ。
最左翼を抑えなければならないのに、グンマー国軍の方の動きが早かった。
開始1分。
グンマー1が、リナの横に急速接近して、距離15mで射殺。
仕事、早い!!
リナからの視界。
リナは、グンマー1が撃ってきた丸太バリゲートまで行かなければならなかった。
リナ「後悔しているよ、このゲーム。あの敵がうってきた隅っこまで全力で走って、確保していれば、良かったんだけど。大きいバリケードに入って、何も見えなくて、回り込んだら、撃たれたよ。悔しいよ」
リナをやり、さらに敵影を求めるグンマー1
すみません
風邪で、ずっと、死んでました。
行き帰りましたので、12/27web掲載予定だったビーム新フィールドでのガチサバゲー二戦。
お届けします。
戦った場所は、コンビナートエリア
ここです。
その日、ガチサバゲーはコンビナートエリアで二戦、開催。
第一戦の相手、グンマー国。
凄まじい強さだった。
『開戦』
しかし、2分20秒、チーが、距離25mで、グンマー2を射殺。
チー「丸太の隙間から見えていたので、そこを撃ち続けました」
撃たれたグンマー2
丸太の間に隙間がある。
そこから、チーに撃たれた。
しかし、そのチーも、80秒後、ミスを犯す。
真ん中後方に控えていた陸自迷彩のグンマー3が、前進。
3分40秒に、チーを補足して撃つ。
チーは、被弾が分からず、「当たった?」と清水の方を向いて聞いてしまう。
これで、グンマー国は、清水の正確な位置を把握する。
チー「これはとても反省しています。
身内とのサバゲに慣れ過ぎて、ヒット判定ができないまま、清水さんに聞いてしまいました。
これが、結果的にグンマー国兵士の方々にCAT11が、素人であると言う印象を抱かせてしまいました」
チーの聞いた方向で、清水の位置を掴んだグンマー国軍は、グンマー1を先頭に、後方からグンマー3が、後備という陣形で、掃討作戦を開始。
しかし、清水ゴル子は、大きく回り込んで、グンマー1の真横を付く。
5分15秒。
グンマー1を距離10mで射殺。
清水「コンテナの横に出たら、この敵とお見合い状態。
超至近距離でした」
グンマー1からの視界。
清水「サバゲーイケメンで、至近距離なので、狙撃ライフルからハンドガンに持ち替えて、後ずさりしてました。
何という、女性に対する優しさ…」
コミネ「それで、どうしたんだよ?」
清水「私は、グロックに持ち替えずにSIGライフルで、撃っちゃいました(笑)」
コミネ「愛とか優しさとか、そーゆーもんは、ないのか?」
清水「当たるか当たらないかでしょ、サバゲは…」
グンマー1のヒットコールで、清水の正確な位置を掴んだグンマー3は、狙撃待機に入る。
コンテナ上は、タイマー&ジャッジ係りのUTJのスタッフHさん。
5分50秒、距離30mで、グンマー3は、清水を射殺。
グンマー国の勝利。
清水「ちょっーとバリケードから出た瞬間に撃たれました」
健闘を称え合う両チーム。
グンマー国軍は、全てに渡って、最高レベルの戦闘力を持つチームであります。
国軍から、「索敵、移動、相互支援、狙撃、全て、出来ていませんでしたね」との厳しいお言葉を頂いた。
CAT11、まだまだであります!!
よろしくお願します!!
『第2戦 ビーム常連軍戦』
第2戦は、ビーム常連軍、CAT11の守護神でありながら、最強の敵、64式の悪魔、そして、いつも、応援してくれるワタヌキさん、ナガサワさん。
『開戦!!』
全力スタートするCAT11。
左翼が清水、中堅、チー、右翼がリナ。
第一戦の反省から、最初のポジション取りに全力を注ぐ。
右翼に全力で走って展開するリナが見える。
チーはいつでも撃てる様に、銃を構えている。
敵を伺う清水ゴル子。
清水「この戦いは、64式さんを仕留めないと勝てないと思ってました」
相手は悪魔である。
中堅のチーは、遮蔽物に達し、前方を伺う。
その左斜め後方で、清水は、チーを援護する射撃姿勢を取る。
この後、左に清水に展開する。
清水が心配していた64式の悪魔が、牙を、チーに剥いた。
距離30mで、開始1分20秒で、射殺される。
チー「清水さんと作戦を取ろうとして、左を向いていたら、眼前の丸太をBB弾が抜けてきました。
コミネ「ちー、ここさ、お前が前の試合で敵を撃った丸太貫通遮蔽物だぞ」
チー「あっ、そうです。あらま…」
64式悪魔からの視界。
丸太塀の隙間から狙撃。
悪魔の狩りが始まろうとしていた。
チーの狙撃に夢中だった64式の悪魔は、気が付いていなかった。
チーを狙撃した5秒後。
ゴルゴ13の娘、清水ゴル子が、距離30mで、
悪魔を仕留める。
カウンター狙撃である。
清水「64式の悪魔さんは、運良くチーに夢中で、珍しく私にはまったく気が付いてませんでした。
左からクロスで撃ちました」
清水は、勢いに乗って、前進する。
清水「さらに、この前のトラックに行きましたが、御覧の様に下はスコヌケで、撃たれると思い、トラックの中に入りました。
焦ったのが、気が荒れました」
それは、清水の隙を生むことになる。
「清水さん、左に敵が接近してるよ」
とリナが清水に警告を叫ぶ。
清水は、トラックから飛び出して、一度、後退する。
大声を出したリナは、大きく後退して、左に回り込む。
常連軍のナカザワさんが、リナがいる事を知らず、接近。
4分16秒、リナに距離8mで射殺される。
リナ「彼は、私がここにいるのを知らなかったんだよ。
走って接近する音が聞こえたから、そのまま、待って、姿が見えた瞬間、撃ったよ。驚いていたよ」
敵は残り、一人。CAT11の勝利かと思われた。
清水が、5分26秒、距離25mで、ワタヌキさんにやられる。
清水「トラックから出た後、後退して、バリケード裏から敵を探していたら、見ていない所から撃たれました」
ワタヌキさんからの視界。
見事な狙撃だった。
残ったリナとワタヌキさんの1対1の対決が始まる。
リナ「さっき、撃ったところから、急いで移動して、敵を探したよ。そしたら、コンテナの裏側にいるのが、分かった。 それで、敵の裏を取ろうと、移動したんだよ」
しかし、結果は逆だった。
コンテナから回り込もうとした時、ワタヌキさんはリナのブーツの先っぽが見えた。
出てきたところを撃った。
健闘を称える両チーム。
「断トツに巧くなっています」と64式の悪魔さんからお言葉を頂いた。
巧くなっても、グンマー国軍にはまったく、歯が立たなかったのであります。
この日、CAT11は、64式の悪魔さんから、SIG小銃と大量のBB弾を頂く。
清水が愛用する事になった。
清水「私が撃ったのに、撃たれた御本人から、大量のBB弾を頂き、感謝感謝です」
CAT11は、次のガチサバゲーに向かう。
THEEND
6分3秒
リナはヒット。常連軍と勝利となる。